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乗り鉄・撮り鉄・音鉄が駅や鉄道に関することを発信。これからは駅情報も載せていきたいと思います。

普通列車グリーン車の裏技とは

先日のダイヤ改正と同時に、普通列車グリーン車が値上げしました。とは言っても、平日料金に合わせた形、また101km以上については大幅値上げに。きっぷタイプで購入すると、さらに高くなります。今回はグリーン車の裏技と、特急との比較等をしてみます。

 

1.50km,100km以内はどこか?

グリーン券は、50km以下・100km以下で乗車しましょう。100km以下であれば、改正前の平日料金とスイカグリーン券では、ほぼ同額で乗れます。例えば、上野から高崎に移動するときは、尾久まで普通車で移動し尾久からグリーンに乗ることで、100km以下になります。距離は、「分割プログラム実行」というサイトで調べられるほか、このサイトは分割乗車券の結果も出ますのでおすすめです。

 

2.50kmまでだとあまり乗れない

50kmまでだと、あまりグリーンには乗れません。距離を調べて、乗るのはアリかとは思いますが、100kmまで少しの差ですから、せっかくですし100kmまで乗ることをおすすめします。

 

3.新幹線より安くする手

大宮〜小山で有名な新幹線と普通グリーンが同額という話。改正後は平日・土休日ともに同額になり、大回り乗車18きっぷ等で無い限り新幹線に乗ることが良いですが、これは50km料金が関係しています。大宮から小山の一つ手前の「間々田」駅でグリーンを降りれば、50kmまでの料金で乗れますので距離を調整して、乗ってみてください。

 

4.800円という安さが消滅

熱海へ行くときに、いままでであれば普通グリーン車を使う方が多かったと思われます。土休日の場合は、どれだけ長距離乗っても800円でしたからね。例えば、高萩から熱海まで乗っても追加料金は800円だったのですが、101km以上が新設されたことにより値上げになりました。

 

5.踊り子問題

特急踊り子に乗るとき、品川から乗るという話はマニアの間で有名な話です。これは100km以内になり、特急料金が東京から乗るよりも大幅に安くなるためですね。品川〜熱海の普通グリーンは1000円なのに対し、特急は1020円ですから特急一択です。各駅の発車メロディーを聴きたいというわけではないのであれば、特急踊り子が良い。

 

6. まとめ

普通グリーンが値上げした後、高崎→赤羽でグリーン車に乗車しましたが、改正後でも乗る人は乗るようです。「草津四万」が首都圏特急割引額(50kmまで760円)の対象外ということもあるのかもしれません。ただ、ラッシュ時はやはり混雑が消えることはなく、グリーン車も混雑していました。今後は特急との差を考えつつ、なるべく50kmまで、100kmまでで乗るのが良いといえます。

 

7.余談

普通グリーン車のグリーン券は、指定席券売機では購入できませんので、マルスタイプ希望の方は、緑の窓口へ。